劇団☆新感線【蛮幽鬼】千秋楽
ある日、友人からメールがやってきた。
「蛮幽鬼の千秋楽のチケットいらない?」って。
友人のお知り合いの方、チケットがダブってしまったらしいのです。
この舞台は、お財布と相談して断念したんだけど、見に行った友人たちからは「むっちゃよかったぁ」というメールが舞い込む。
「い・・・・行きたい・・・・」
ちょうど仕事も終わるし、「
自分へのご褒美」いいよね?
てなことで、大阪の梅田芸術劇場へ行ってまいりました。
劇団☆新感線の「いのうえ歌舞伎」なので、お話もちょっと複雑でアクションシーンも満載。
とにかく出演者がカッコよくて、ステキで惚れ惚れしました。
中でも初出演の早乙女太一くんがとってもよかったです。
演技はまだまだだと思いましたが、しぐさ一つ一つが本当にきれい。
殺陣をしていても、まるで舞を舞っているようでした。
彼は、自分がどうやったら一番きれいに見えるのかをよく知っているんだと思います。
主演は上川隆也さん。友人を殺され、無実の罪を友人だと思っていた人間に着せられ、10年投獄され憎しみに満ちて復習を誓う役どころ。
いや、美しい人はなにやってもきれいです。
初出演の境雅人くんもニコニコしながら人を殺す殺し屋役でとてもよかったし。
殺陣もうまかったなぁ
最後には、いろいろとどんでん返しの種明かしがあるのですが、あまりにも人間同士の欲が絡んで憎しみが憎しみを呼んで、悲しい最後を迎えます。
ボロボロと涙がでたわ~
ちょうどお席は1Fの一番後ろでPAさんのお隣だったんですが、すぐ前のお席の男性はどう見てもゲイのお兄さん。
後ろから見てても、しぐさがとってもかわいい(*^。^*)
ちょうど終わり近くに、PAのところに演出の「いのうえひでのり」さんがいらっしゃったので、終演後サインをいただきました。
前にいたお兄さんは握手してもらってらっしゃいました。
帰りに二人でなぜか「よかったですね」と話してしまいました。
本来、大楽の日は必ずおせんべいが配られるのですが、一番後ろの席にいた私のところまでは回ってきませんでした。
前のほうではきっと2~3枚持っていた人はずだわ。ちょっと残念でした。
でも、ホンマ、よかったです。
来年は劇団創立30周年。
本公演が2本もあるのでがんばって仕事せねば。
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